「
コクボモータース」さんから「
S1000RR」の試乗の誘いを受けて。
電子制御で完全武装した、BMW初のスパースポーツ!!。一見オートドックスに見える外観だが、ヘッドライトのみならずサイドカウルのエアダクト形状までが左右非対称。
エンジン特性を4段階で変えられるモード切り替えとリアタイヤのグリップを最大に引き出すトラクションコントロール、加速中前輪の浮き上がりを抑えるウイリープロテクションとブレーキング時のタイヤスリップを回避するABSなど・・。これらのシステムは、ライバル他社の中には既に採用済みのモデルもあるが、それらはただ単にトラクションの強弱を調整できるだけだったり、エンジン特性モードの切り替えが可能なだけであるが、対するS1000RRは4種類のモード毎にトラクションコントロール・ウイリープロテクション・ABSが自動バランスし、常に最高の性能を発揮できるようにプログラミングされている!!!
さて試乗してみて・・・、結論から述べると指定された試乗コースを走った程度では性能を体感するには至りませんが・・・、跨った印象は、国産クラスでは600、またはデイトナ675のポジションにとても近く200キロちょいの重量とは思えないほど軽く感じる。国内仕様はレイン/スポーツ/レースのモードが選べ、最初はレインモードでスタート、出だしもパワートルクもマイルド、次にスポーツモードに切り替えると、簡単に首が持っていかれる。更にレースモードにすると性格が豹変、下も上もパワーもりもり、シフトアシストを使いながら感応的な加速音が耳に、まるで気分は戦闘機パイロット!!
国内仕様は156ps、3モード、AKRAPOVICのカーボンサイレンサーが標準装備される。
そして、そして、さらに!
コーディングプラグ(画像右上の赤いヤツ)を差し込んで、テールカプラーを外すだけで本国仕様と同じ193馬力(スリックモード)が目を覚ます!
こうなると試乗コースは当然サーキットで・・・(笑)。
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